●335 春と少女 はるとおとめ 〇はるはしずかにくる

 表題:春と少女(はるとをとめ)
 読み:はるとおとめ

 収録:(A)中等女子音樂教科書 教師用 巻之2 船橋榮吉,内藤俊二編 大阪開成館 1933(S.8).6.1=初 ◎Copy=(K65)
    (B)中等女子音樂教科書 巻之2 船橋榮吉,内藤俊二編 大阪開成館 1932(S.7).4.3=初版/1932(S.7).11.20=訂正再版 ◎[A3-20],Copy=(K89)

 記譜:(A)二重唱(伴奏付き) 変ロ長調 2/4 (B)伴奏なし

 インチピット:ミミ|ソファミ|レレミド|レ

 曲:ドイツ歌曲
 詞:犬童球渓

 ※少女は歌詞中で「をとめ」とある


[詞] ※(A)中等女子音樂教科書より

1.春は靜に[來(きた)る|來るきたる] 雪の深山を[超えて|超えてこえて]
  嬉し友よ樂し友よ 歌へ躍(おど)れ二度と訪(と)はぬ
  若きこのよの青春(はる)を 歌ひてをどれ

2.我等少女(をとめ)の[春を|春を春を] 讃へ歌ふか[汝(なれ)も|汝も汝も]
  小鳥舞へば胡蝶をどる 歌へ躍れ二度と訪はぬ
  若きこのよの青春(はる)を 歌ひてをどれ


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